2014年を泣くか笑うか?単なる運だけで勝てるワケでもなく、勝者は強い思いとそれなりの努力があり、その上で運が加わる。
単に勝てればいいな、的な気持ちだけや、釣行が多いだけではそう簡単に勝利にはたどり着けない。
と、まぁ格好よく例えると答えの出ないウンチクが出てきそうであるが、実際は四六時中釣りの事ばかり考えていられるワケもなく、そんな事は非現実的。そこには大人の事情がたくさん入り混じり、毎週浮いてもいられないし金銭面も余裕はどこにもなく、皆いっぱいいっぱい"なのである。ただ大切な一日の中でどれだけ自分に納得行く時間が過ごせて、尚そこに結果が結び付ければ言うこと無しである。
一日こんなに疲れて気持ちがいい時間を感じるのは、我々の年代では例え用の無い贅沢といえる。
長い前置きはさておき、泣いても笑っても2014年の〆となるワケで、実際釣ってナンボである。琵琶湖の状況は晩秋からいよいよ冬への直前。状況とポイントがうまく合えばまだなんとか口を使ってくれる状況で、最終戦当日は10月上旬ほどのポカポカ陽気。この後の週明けから一気に寒気が入り冬に急変する予報で、今年最後と言っても過言でもない心地よい天候に恵まれた。
しかし問題はどうやってウェイトを伸ばすのか?ウィードは例年よりまたしっかり生えており、昨年の今頃はメタルの釣果が目立ったが、ウィードの残り具合からミノーやアラバマにいい釣果が出ているようだ。
さて当日琵琶湖オープンと重なり、プレッシャーと晴れがどう釣果に左右するのか?
そして年間ウィナーは誰の手に!?ミーティング終了でいざスタート。
そして結果…予報通り一日おだやかな晴天に恵まれ、ライトリグを使えばメインチャンネルに絡むアウトサイドや浚渫ではマメが口を使い一日戯れ遊べたようで、ただ風が弱く大型はスイッチが入らず苦戦となった。その中で唯一的確なエリアで年間逆転ビッグ3kgを含め当日の琵琶湖オープン上位陣にも負けない5キロオーバーでウェインしたのが現在二連勝中で本日の冠でもある継野氏であった。
まずは当日マメと戯れた者達…
左右対象のバスを遠近法で同じ大きさのように撮れだの、少しでも大きく見えるように写せだの
格好よく写るようにアングルを下から撮れだの、色々と要望がうるさい者が多い。
3位…3本1,360g ★BassFighter★ カネカ沖ブレイクウィードアウトサイドをJHで
2位…3本2,060g バス風呂氏 六本柱南側と木ノ浜一号沖をプロ゚センコーNSとカットテールDSで
優勝…3本5,460g 継野氏 カネカ沖ブレイクをネコリグと六本柱西をアラバマで 文句なく見事三連勝!!
ペア賞 ★BassFighter★&吉田氏


そして年間発表…

年間上位順位は

5位…今井氏

4位…河田氏

3位…北村

2位…継野氏

総合優勝…堀氏


今回の年間争いは上位3位まで非常に激しい争いであった。
実は総合優勝の堀氏、(有効ポイント順位が2位・3位・3位・2位)今年は各戦一度も優勝がない。その為、誰にもマークされず地味なポジションにいた。そしてその間、継野氏が夏以降、今回含めて一気に三連勝を成し遂げ、(有効ポイント順位8位・1位・1位・1位)流れは完全に継野氏へと思っていた。しかし下爆ルールは全試合の安定感が必要となり、今回は堀氏が完全に影に隠れたスリップストリーム型というレベルの高い総合優勝結果となった。

汗を出せ 汗の中から知恵を出せ 奇跡を期待するのはそれからだ

毎年思う事は、各々の練習度合いは大人事情で多少生じるもの。しかし順位は上下あれど、ここに居るバサーは全員友人。
2015年もあとわずかでいらっしゃいとなる。
安全第一、感謝第二、釣果は第三で楽しんで行きましょう!!
2014年お疲れ様でした!!