今年で22年目を迎える下爆2019シリーズは平成から令和という新しい時代の年となり、気持ちも一新、希望に満ち溢れた幕開けとたった。
昔、戦後の底力を親父や祖父から聞かされた事のように、今度は我々が学んだものを平成生まれの力溢れる若者達へ、そしてその若者達がまた令和時代へとつなげる。
常に時代は巡る‥‥
歩くスピード、一歩の幅は人により異なるが、老いも若きも前に進むのが世の常である。さてこの一年、どんな展開が待っているのだろう。好きな「コレ」ばっかりは歳を取ってもワクワクする。
 
 今年から各戦の盾をイメージチェンジ。そして先ずは昨年2018年を制した堀氏へ年間の盾で表彰。
で…昨今の湖の状況であるが‥
北湖ではスポーニングからアフターへ、南湖ではアフターから回復へと移りつつあり、二週間前の琵琶湖オープンでは上位陣は皆北湖サイトパターンとなり、今更言うことではないが、自信があれば一か八かの北湖へ、安定と出会い頭を願うなら南湖に留まるか。
今年は例年にない極端なウィードの無さで戸惑っていたがようやく生えるべき箇所では生えてきた。
魚も定位置に居るのか?
 
  そんな迷走の中、当日の天候はワンド内からは到底想像出来ない激荒れっぷり。
  朝から南風強風で集合のフレンズまで辿り着くのも一苦労。
 
 先ずはこの荒れ模様状態で狙いの場所へ行けるのか?そして重い通りの釣りが出来るのか?
 
   シートに座るも立ち上がるも「よっこいしょ」、エレキ下ろすも上げるも「よっこいしょ」。
「よっこいしょ」で令和第1戦 安全第一でスタートである。




そして7時間半後…皆が無事ウェイン。
南風強風で曇り→雨→曇り→晴れ→西風強風と目まぐるしく激変する自然にどう対応したのか‥‥
 
ほとんどがこの激荒れの中、無事魚をもってウェイン。
狙い方は各人色々、辿り着いたストーリーも様々
そしてこれだけギルが釣れ無い琵琶湖の中、スーパーギルハンター川瀬氏がまた持って帰ってきた。
日本記録を持っている川瀬氏が今回持ち込んだのは2014年の830gからの約半分であるものの体格はまさに当時を思い出させるほどで真っ黒な魚体は素晴らしい。



そして上位陣
 3位 眞木氏 一本 1,940g‥‥2時まで丸ホゲ状態の中、下物ピンを何度も入り直しヘビネコで執念の一本を
 2位 堀氏 二本3,520g‥‥浜大津一文字沖のカナダ藻エリアと木浜3〜4号沖をネコで流して
 優勝 古村氏 三本3,650g ‥‥東岸草津川付近シャローをチャターで二本、その後最南浚渫をネコで
 
 昔っから根っからのシャローマンという印象が強いが、今回も見事ドシャローで。
 現在琵琶チャプ会長、運営を行う古村氏が今回久しぶりの参加。見事会長の名に恥じない結果を出した。
 
そして今回は堀CUP、いつもエエモノおおきにでございます。
 
 勝てなくとも…
 
 何かを得れば、少々無理はあるが自分を納得させられるもの。
次回は栄光を勝ち取りたいもの…。