7月21から9月8日までの間、次々にキッカーが死んでいく謎のDEAD現象。本当に原因は暑さだけなのか?それとも気が付いていない致命的な過ちが他にあったのか?行き着くところは『普段の行い』から始まり『おはらい』騒動にまで発展した奇々怪々の難題。少しでも解決の糸口を見つけるためにあらゆる方向から情報を集め、直接的な解決に至らずとも一つ一つ改善し、全てにバランスがとれた時、結果としてバスのコンディションをベストに保つ事が出来るはず。もうあんな体験はこりごり。出来れば避けて通った方が絶対いい。また来年やってくる夏までに少しでも改善出来たら、という思いである。
まず、真っ先に行うことは、ライブウェルを内部循環に切り替える事(※赤コブアドバイス)。大抵のバスボートは外部循環と内部循環が切り替え可能であるが、私のように小さなバスボートは外部循環のみの場合があるので早速改良をしたいものである。最低限安上がりも可能であるが、やはりポンプの力に限界があると感じる。
これは、魚を水槽で飼育する、という見方をすればよい。ライブウェルの水質がベストであれば新しい水を必要以上に汲み上げる必要は全く無い。ましてや釣ったエリアがクリアで酸素豊富な水質であってたとして、エリア移動をして河口から土砂が流れるような水質を汲み上げるのはもってのほか。ではどのようにしてライブウェルの水をベストに保つのか。
先ずは豊富な酸素を確保する事。どうしても内部循環不可能であれば汲み上げをストップし、エアレーション(属にいうブクブク)を取り付けるのは最も基本且つ重要である(※山ちゃんアドバイス)。
出来ればエアレーションもよりよりミスト状の水に溶け込むタイプであるオキシジェネーターが良い(※バス風呂氏アアドバイス)。通常のエアレーションは泡が水面まで到着するのが速く十分な酸素が行き届かないが、これは絶品である。
次に大切なのは水温である。当然水温は高くなればなるほど酸素が薄くなる。逆に低いと酸素が豊富になる。これに伴い基準を24゜Cと考え氷を投入する。しかし氷をそのまま投入するのか、凍らせたペットボトルのキャップを外してライブウェルに浮かせておくのかは考え方は色々であるが、急激に行うとバスにダメージを与えてしまう。一番良いのは釣る前にライブウェルの水温を既に適温にしておくのがベスト。氷の質にも気を配った方が良い(※柏木氏アドバイス)。カルキ抜きをしたものを事前に用意した方がいい。
また薬剤も色々あるが、私はFLW公認のREJUVENADE(レジュベネイト)を使用している(※柏木氏お薦め)。
そして酸素、水温はベストになったとする。次に忘れがちなのが、内部循環しているとバスが出した糞等によるアンモニアが溶け込み急激なスピードで死に至る事がよくあるらしい(※インターネット情報)。
これらを分解するフィッシュフォーミュラーは必須である。また、ペットショップで観賞魚用で販売されているものを入れてやるのも良いかも。
その他考えられるのはエア抜き。一概に全てとは言えないが水深3.5m以上の魚を釣り上げると急激な水圧の変化から浮き袋が対応出来ずエアを抜く処理であるが、私の場合、昨年から全て喉から抜くベンズメンダーを使用している。
失敗がなく安心して処理が出来る。だが抜きすぎは逆に死に至るので絶対に要注意である。私の場合は刺したまま水中に入れず『スッ』とかすかにガスが抜ける音がしたら即針を抜てやる。これで十分である。たまに水深3m未満であっても直ぐ腹を向ける魚がいるがこいつは30分〜1時間程ライブウェルの隙間を少し開け、自力で正常態勢に戻るか様子を見ていることにしている。いくら失敗が少ないベンズメンダーでも魚に負担を掛けるのは間違いないので。
またウェイトを確認すれば即ライブウェルに入れるのは当然であり、必要以上に魚をデッキにつけたり写真を撮ったり長さを測ったりといった事は絶対にNGである。
万が一フックが飲み込まれた場合はオエオエ棒で即処理か、無理と思ったら外さない事。トーナメントならペナを喰らうが、無理して死なせるよりマシだし、自然に外れてしまう可能性も大いにある。
あと、私の課題はファイト時間である。 フッキングからキープまで10秒までに完了させる事がBest(※Yahoo!知恵情報)。これには勿論バットのしっかりとしたロッドを使うのは当然であるが、尚且つラインのポンドを上げる事が一番の解決方法かもしれない。しかしラインを上げるとアタリが遠退くのも事実なのでハイリスク、ハイリターンともいえるので、素早くネットですくい上げる事を意識する
これら一つ一つを改善していくことにより、せっかく釣った魚をデッドしてしまう可能性を少しでも下げ、来年も続いていく酷暑に対応していきたいものである。そう、あの悲劇を一度ではなく何回も繰り返さないためにも。